ラウンダバウトハウス

建物南側と東側は道路に面している立地。１Fには、奥様が将来ちいさなカフェを作りたいとのことで、現状はピロティにしてあります。
主室である２Fは南西角地の利点を活かした回遊型のプランです。
中心にはウォークインクローゼットも兼ねた収納体を配置しています。

設計	有限会社タクトホーム

広々とした玄関土間には大きなクロークを配し、更に奥に書斎を設けました。完全に生活空間から切り離された小さなスペースです。誰にも邪魔されず何かに打ち込みならここが最高！

2階へ進むとウォークインクローゼットを取り囲むように左回りの動線はキッチン、ダイニング、ラウンジピットの、くつろぎのスペースへ。

右回りの動線は手洗い３Fへの階段から子供室へ。ウォークインクローゼットを主室の中心に設けることにより日常生活で２階から３階への行き来を最小限にすることが可能となりました。

ゴミ出しの際も、キッチン→パントリー→サービスバルコニー→階段室から１Fへ降りられるので、ゴミを主室を持ちまわらなくとも良い動線となっています。

３Fには広めの主寝室を設けました。子供室は通常ホールとなるようなスペースも畳を敷き詰めることにより曖昧なエリアとして取り込み、なんでも兼用できるエリアとしました。

階段室上部の空きスペースも読書コーナを設けました。楽しげな空間です。

３Fにユニットバスのバルコニー面に大きな開口部を設け、「バスガーデン」として取り込みました。バルコニーもプライバシーが完全に守られるようコートハウスのように壁で囲いました。通常では困難な、狭小敷地の３F建てエリアでのプライバシーを確保で開放的な暮らしを満喫することが可能なお宅です。